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製造工程

 1978年(昭和53年)、国内抜型メーカーで初めて実用レーザー加工機を導入。最新のレーザー技術を柔軟に採り入れた結果 、私たちは異業種からも注目を集める生産ラインを確立しました。以降も設備投資に積極的に取り組み、工作機械メーカーの協力を得ながら新機種の導入を試みるなど、ハード面の強化を図ってスピーディな生産体制を整えています。

打ち合わせ、および設計

 お客様の御要望に基づき、仕様のアウトラインや納品期日を決定した後、データ入力前の準備として社内用設計図を作成します。設計図は工場内の作業効率を高める道標です。また、製造終了後は自社設計図として保存し、迅速な修理や再作製を可能としています。

コンピューターによるデータ交換

 お客様よりメール等でCADデータ等を支給頂き、各種抜型用にカスタマイズされたCADデータを作成します。社内LANを通じ、各部門と迅速に共有されます。

レーザーカッティング

 国内抜型メーカーに先駆けて導入した実用レーザー加工機。社内設計部門で作成されたCADデータに基づき、ベニヤを精密にレーザーカットします。3台のレーザー加工機をフル活用しています。

自動刃材のカッティングとベンディング

 作成されたCADデータを元に、製品形状にあわせて刃材を切断、及びベンディングを行います。  コンピューターによる高精度な自動加工を行います。この工程でブリッジ加工やニックの追加も同時に行います。

最終ベンディング仕上げ

 機械で曲げられないもの、調整が必要な刃材を職人が曲げ治具で調整し、レーザーカットされたベニヤに挿入します。繊細な技術を備えたプロフェッショナルが担当しています。

検査

 最終工程として、打ち抜き試験と刃材の寸法測定を行います。二次元測定器による手動検査を行うことで型の高精度・高品質を保障しています。

 カスタマイズされたCADデータは各部門とLANで迅速に共有され、各部材が並行して作製されます。機械で効率化を図りつつも最終工程だけは職人技術を残しています。機械で基本的なカッティング&ベンディングを施し、最後は人の目配り気配りで仕上げていくというやり方です。機械は大量 生産には優れていますが、繊細な技術は人の手や英知によってしか奏でられません。熟練のプロフェッショナルがいます。職人としてのこだわりを持つ技術者がいます。先駆的な設備導入の陰に隠れがちですが、私たちの技術を支えているのは、やはり人なのです。

 

大創たから株式会社
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